「リースバック」徹底解剖!②
ピッタリなのはどんな人?
商品を知って適性をチェック!

自宅を売却してもそのまま住める「リースバック」。リースバック徹底解剖①ではその内容を解説しました。
ただ、ひとことにリースバックといっても商品の内容は本当にさまざまです。
同じ商品でも、合う方と合わない方がいらっしゃる場合があります。
大切な家のことで「こんなはずじゃなかった!」を避けるためにも、今回は大京穴吹不動産のリースバック商品「売っても住まいる」の商品内容を紐解くことで、リースバックのどんな点に注目して選べばよいのか探っていきます。
※2025年4月現在
大京穴吹不動産のリースバック
「売っても住まいる」とは?
住宅のリースバックは、ご自宅を売却後も住み続けられるという点ではどの商品も変わりません。
自分の「要望」と合っているか判断するには、まず商品を知ることです。大京穴吹不動産のリースバック商品「売っても住まいる」ならではの特徴を押さえていきましょう。

買い取り価格に自信あり
賃貸期間が決まっている分、強みとしているのが買い取り価格です。
なぜ高額買い取りが実現できるかといえば、マンションのことを熟知し、必要なリフォームを行って再販するノウハウがあるから。それはマンション買い取り再販累計戸数が14,000戸を超えているという実績(※)にも裏付けされています。
※2013年3月期〜2024年3月期、1棟トータルリノベーション事業「グランディーノ」シリーズの販売戸数を含みます。
仲介手数料無料
大京穴吹不動産が直接買い取りを行うため、仲介手数料がかかりません。
売買金額が400万円を超える場合、仲介手数料の上限額は「売買価格×3%+6万円+消費税」と定められているため、仮に3,000万円で自宅を売却した場合、通常仲介手数料としてかかる105万6,000円を削減できることになります。
賃貸借の契約期間は1年・2年・5年
注目すべきポイントは賃貸期間です。
「売っても住まいる」では定期建物賃貸借契約(以下:定期借)に限っていて、普通建物賃貸借契約(以下:普通借)のように延長・更新することができません。
期間満了時には、理由の如何に関係なく、必ず退去していただく必要がありますので、ご注意ください。
期間は1年・2年・5年から選べるので、たとえば急な転勤での引っ越しなら1年、買い替えで竣工まで時間がかかるなら2年など、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
なお、普通借(賃貸借契約で更新できる普通賃貸借)をご希望の場合には提携業者をご紹介しています。
賃貸時の家賃に自信あり
売却価格同様、定期借縛りを設けている分、賃料も安く設定しています。
最も短い1年間なら一番賃料が安く、よりオトクに住めるというメリットがあります。
賃貸居住中のサポート体制も
バッチリ安心
賃貸居住中は住宅設備に故障やトラブルが発生した場合、無償修理(※)が受けられます。24時間・年中無休で受付対応する、心強いサービスです。
※お客さまに故意過失がなく、大京穴吹不動産が定める機器に不具合が発生した場合。
賃貸期間終了後の
住まいや施設が相談できる
あらかじめ定めた賃貸期間終了後に暮らす住まいについての相談やご紹介ができます。また、業務提携先である「日本老人ホーム紹介センター」を通して、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などのご紹介も行っています。
そのほか「売っても住まいる」の取り扱いはマンションに限っていますが、北海道から沖縄県まで32都道府県に広がる大京穴吹不動産の店舗ネットワークで、全国主要都市のマンションに対応しています。
「要望」が実現できるか
見定めよう!
これまで商品の特徴を見てきましたが、「売っても住まいる」のどこにメリットを感じ、どこに留意されたでしょうか?
お一人おひとりの「ご要望」によっても感じ方は変わると思います。
たとえば「賃貸でいいから終の住処としてずっと住み続けたい」という方には賃貸期間が最長5年の「売っても住まいる」でもマッチしないため、ほかの方法をご提案することになります。
一方で、買い取り価格の高さや賃借料の低さを重視される方はメリットを感じやすのではないでしょうか。
より具体的にイメージするために、「売っても住まいる」の上手な活用例をご紹介します。
新築戸建へ買い替え
年齢:60代
子どもが独立して夫婦二人になったので買い替えを検討していたが、竣工までの出費をできるだけ抑えたいと考えていた。
通常新築戸建に住み替える場合、建物工事期間中は仮住まいが前提となるが、「売っても住まいる」なら賃料はかかるものの通常より安価で、仮住まいのための敷金、礼金、引越代が不要になることから、リースバックを利用して売却後の1年間は仮住まいとして住み続けた。
有料老人ホーム入居のための資金調達
年齢:80代
「高齢で一人暮らしをしている親の老人ホーム入居を検討している」というお子さまから最初のご相談。
入居のための費用をご本人が今住んでいる家を売却して資金を確保したいとのご要望。
その後、ご本人も判断能力のあるうちに家をなんとかしたいと考えていたことを確認した。この段階では入所施設が決定しておらず、またご高齢で仮住まいへの引越しが負担になると考え、リースバックをご提案。
1年間の予定で賃貸契約を行い、結果として約半年で施設へ入所され、ご自宅を退去された。
「売っても住まいる」は賃貸期間が限られていることから、将来の見通しや進む道が明確になっている方の満足度が高いことが、利用例からも見えてきました。
リースバックだけじゃない、
大京穴吹不動産ならではのご提案
全2回にわたってリースバックを掘り下げてきましたが、商品内容で押さえるべきポイントがいくつかあり、少し難しい印象を抱いてしまうかもしれません。
そこで最後に、日ごろからお客さまの住まいに関するお悩みに耳を傾けている大京穴吹不動産の担当者に話を聞きました。

家族が生まれ、育ち、そして巣立つ。家には不動産価格では計ることのできない、たくさんの思い出が詰まっています。
その家を手放すのにどんな方法が良いのか、判断を迷うのは当然のことです。
家との別れは新しい道への第一歩。その門出を笑顔で迎えられるよう、大京穴吹不動産をお役立てください。
担当者「大京穴吹不動産ではお客さまが幸せな人生設計を描けるように、グループ会社(※)との連携を活かしながら、住み替え、リフォーム、賃貸、リースバックなど、数多くの選択肢のなかから最適なご提案をさせていただきます。
『リースバックが気になっている』、もっと言えば『これから住まいをどうしよう?』という漠然としたご相談でも結構です。ぜひ安心してご相談ください」
※株式会社大京およびその子会社を指します。