マンション管理の健康診断?!
人と建物の未来を守る新制度とは

「元気だけど、健康診断でしっかり確認しておこう」
健康診断を体のバロメーターとして活用している方も多いのではないでしょうか。
定期的な検査で体の状態を数値化し、客観的に健康状態を確認することで、何もなければ安心ですし、何かあっても早めに対処できますよね。
じつは、マンション管理にも同じことがいえます。
「うちのマンションはしっかり管理されているけど、本当に大丈夫?」
こんな疑問に応えてくれるのが、2022年4月にスタートした新しい制度です。
マンション管理の健康診断ともいえるこの制度では、マンションの管理状態や運営状況を数値化し、わかりやすく「見える化」することができます。
今回は、この制度を導入することで、マンション管理にどのように役立つのかをご紹介します!
※2025年2月現在
マンション管理の健康診断?
自分のお部屋の状態はよく知っていると思いますが、マンション全体のことをどのくらい知っていますか?
たとえば、「万が一のときの備蓄は? 倉庫には何がある?」「今の状態でいいのか、何か問題はないのか」など。
知らないことをわかりやすく見える化してくれるのが「マンション管理適正評価制度」です。
まさに、管理運営面での健康診断といえるのです。
この制度では、一定の評価基準に基づき、マンションの管理状態が点数化されます。
評価が高かった場合は、大きな安心感を得られ、管理のいい状態を維持しようという意識につながります。
評価が低かった場合でも、具体的な改善点が明確になり、対策を立てやすく、改善に向けて動きやすくなります。
登録された評価は、マンション管理業協会の「マンション管理適正評価サイト」で公開されます。

また同時期に、マンションの管理状態が一定の基準を満たしている場合、各自治体から認定が受けられる「マンション管理計画認定制度」もスタートしました。
こちらも同じく管理運営の健康診断といえますが、5年ごとの更新で「認定する・認定しない」のみという違いがあります。
大京アステージ、穴吹コミュニティでは2つの制度のうち、「1年ごとの更新で、5段階評価でマンションの状態を把握できる、マンション管理適正評価制度の登録から始めませんか」というご提案をしています。
何を評価する?
全30項目の内容
評価項目は下記の5つのカテゴリーに分類され、全30項目を協会指定の講習を修了した管理業務主任者やマンション管理士が評価します。
100点満点で評価し、★5(90~100点)~★0(0点以下)の6段階で数値化されます。

「うちのマンションは築年数が古いから星の獲得は難しい」と思う方もいるかもしれませんが、
マンション管理に関する評価制度のため、築年数は関係なく、新しくても古くても管理状態がよければ評価は高くなります。

登録数全7,048件のなかで、大京アステージは★4以上を獲得している数で第1位、穴吹コミュニティは第5位となっています。
※2025年2月2日現在 マンション管理適正評価サイト調べ
30項目のなかで特に重要な
2つのポイント
長期修繕計画
近年、「建物の老朽化・資金不足・建物の維持修繕が困難」が懸念されており、長期修繕計画と、その資金計画が重要とされています。
防災対策
勉強会や防災設備の見学を行うなど工夫しながら、防災意識を高めることが必要です。
この制度はどう役に立つの?
管理組合さまにも居住者さまにもメリットがいっぱいです。
管理組合の目標設定や
運営がしやすくなる
専門家の評価を受けることで、管理組合の目標や課題が明確になります。
管理会社は課題解決に向けた提案・サポートを行い、管理組合さまと二人三脚で一緒に改善していきます。
この制度を導入した役員の方々からは、「やることが明確になった」「具体的に取り組めそうだ」という声が多く寄せられています。
管理の行き届いた状態が
維持でき、
共通認識がつくれる
この制度を導入するということは、住環境が整えやすくなることです。
住んでいる誰もが、安心安全な場所だと実感しやすくなり、今のいい状態を維持しようという一人ひとりのマンション管理への意識も自然と高まっていきます。
管理状態の公開で、
市場価値の向上が期待できる
評価は1年ごとに更新されるため、マンションの管理状態を最新の情報として確認できます。
評価が高いことで資産価値の向上が期待でき、マンション売却時のプラスの材料になる可能性があります。
管理組合と管理会社、
二人三脚でスピーディーな
登録を実現
実際に登録を進めるにあたり、管理組合さまと管理会社がどのように連携しているかをご紹介します。
事例:
ザ・タワーシティ団地管理組合
ザ・サッポロタワー琴似(北海道)
大京アステージで事前評価を実施し、ほとんどの項目で基準以上の評価を得ましたが、いくつかの改善点をご提案。
長期修繕計画表の改善
今後の短期的・中長期的な
修繕計画を明確化、資金計画の見直しなど
防災対応の一部を改善
偶数階への防災用品分散配置、
大規模地震対応マニュアルなど
マンションアドバイザーにこの取り組みについて聞きました。
マンションアドバイザー 「事前評価をお伝えした時点で『どこを改善すればいいのか』と質問があり、何をどうすればいいかを丁寧にご説明しました。すると、『改善できるところは今すぐやろう』という言葉をいただき、総会決議へとスムーズに進みました。
その結果、北海道初のタワーマンションで★5評価を獲得し、マンション管理計画認定制度にも認定されました。この事例を参考に、勉強会の実施など他物件でも制度を広める活動を行っています」
この取り組みは北海道新聞で紹介され、ほかのマンションからも注目を集め、制度の認知度アップにつながりました。
そして、マンション管理業協会主催「マンション・バリューアップ・アワード 2023」のマンション管理適正評価部門で「ザ・タワーシティ団地管理組合 ザ・サッポロタワー琴似」は準部門賞を受賞しました。
※こちらの管理組合さまの取り組みレポートは、後日、くらしとwebにて紹介を予定しています。
マンション管理適正評価制度は、管理組合さまへのご提案から、総会での決議、登録・公開、そして1年ごとの更新まで、大京アステージ、穴吹コミュニティが全面的にサポートします。
制度の詳細については、担当のマンションアドバイザーが分かりやすくご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。