俳句は「気づき」を詠むもの
俳句は“感受性の器”です。
日常の中で「きれい」「おもしろい」「ちょっと切ない」そんな心の揺れに気づくことが、俳句の出発点です。あなたが感じたままを、短い言葉でそっとすくい上げてみましょう。
俳句に必要なのは、大きな出来事ではなく、日々の中に潜む小さな感動です。たとえば、庭に咲いた一輪の花、ベランダに落ちた雨粒の音。そうした小さな気づきが、俳句の始まりです。「これは句になりそう」と思った瞬間を、メモに書き留めておくのもおすすめです。スマホのメモ機能を使っても良いでしょう。
同じ桜でも、人によって感じ方は違います。誰かの視点ではなく、「自分がどう感じたか」に目を向けることが、俳句を生き生きとさせます。
俳句例 1

桜の花吹雪の中の入学式でしょうか。ランドセルがお子さんよりも大きく見えるくらいな新品なのかな?これからの成長が楽しみな心温まる俳句ですね。